5.車両単位の原価計算

    ○ 車両1台ごとの原価把握を行い、そこから自社における原価計算を実施します。
      原価を踏まえた運賃表(タリフ)を作成することも可能です。
      なお、車両の特性として、エアサスペンションのウイング車、冷凍車、平ボディ、トレーラなど、様々な特性があるため、
      それらを踏まえ、原価を分けて算出すると、より運送実態に即した原価の把握が可能となります。
    ○ 車両単位の原価計算だけでは、経営管理に活用する原価データとしては明らかに不十分ですが、車両単位原価計算で完結しているケースが多く見受けられます。
    ○ 運送特性、事業特性に即して、「使える原価データ」にしていく必要があります。それが運行ルート別、取引先別の原価計算です。
      さらに運行形態、契約形態に即して原価計算を実施します。